Le Balluche de la Saugrenue
フランスのダンス音楽“ミュゼット”。
そのなかでもル・バリューシュの音楽はヴォーカルを含む
「ワルツ・シャンソン・ミュゼット Valse chanson musette」である。
エディット・ピアフやイヴ・モンタンの名作の伴奏に、いつも
アコーディオンが寄り添っていたように、歌のメロディとは違った
ヴァリエーションが奏でられる。
その音色は時に歌詞とともに嘆き、驚き、笑い、時にメロディと平行して踊り、憂い、はしゃぎまわる。
ル・バリューシュの音楽の素晴らしさは、単に郷愁を誘う音楽を復興させただけでなく、さらに即興による演奏者の駆け引きやジャズのコードなど、現代のエスプリを加味した音作りにある。
彼らの奏でるワルツに、ジャヴァに、パリへの思いを馳せようではないか。
【収録曲】
1.Les petites amourettes
2.Le prince pas charmant
3.La rafale
4.Le beguin
5.Le gigolo
6.L'araignee
7.La COCO
8.El relicario
9.Fleur de musette
10.Whispering
11.Marco le maquereau
12.Jean - Jean la Taxe
13.Douce joie