今回はさらにベース音とコード音の色んな組み合わせによって広がる
様々なコードを見ていきたいと思います。
(ここからは自分のための備忘録でもあるのですが。)

スタンダード(ストラデラ)ベースだと、順列に並んでいるボタンの
基本的な音の組合せは、たとえばCのベース音を基準に
・Cメジャー・コード(CM)
・Cマイナー・コード(Cm)
・Cドミナント・セブンス・コード(C7)、
・Cディミニッシュ・コード(Cdim)の4種類です。


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これは基本的なコードの押さえ方ですが、慣れてくると
ベースボタンを変えて転回形や、ベース音で順次進行するなど
ヴァリエーションが増えてきます。
楽譜には以下のように書かれていたりします。
『愛の讃歌』 《アコーディオンのためのエディット・ピアフ》より
 
『美女と野獣』 《アコーディオンのためのディズニー・ソング》より


さらに他のコードボタンの組み合わせで上記4つ以外のコードを弾くことができてきます。
何通りあるか考えてみましょう。
(6th等,転回形は含みません。五線は構成音のみを示しており音高は記していません。
 青丸はカウンターベースによる替え指です。)

メジャー・セブンス・コード / CM7,C△7


マイナー・セブンスコード / Cm7


ハーフ・ディミニッシュ・コード / Cm7(♭5)


メジャー・セブンス#5・コード / C△7(#5)


ここまでくると中上級の方はコードの転回形や、
例えばウォーキングベースとコードの組み合わせといった
様々な響きを作りだせるように個性的な音を探していくようになります。

このようにスタンダードベースではキーボードよりも
簡単に様々なコードを弾くことが可能なのです。
「白鍵がここで、黒鍵はここにきて…」などと考えるよりも
簡便に伴奏が付けられるのが最大の強みではないでしょうか。