世界各国のアコーディオン楽譜をご紹介している私たちのWebショップですが
今回はちょっと特殊なアコーディオン楽譜の読み方をやさしく解説したいと思います。

アコーディオンの楽譜は一見ピアノと同じ大譜表(2段楽譜)で書かれていますが
(楽譜にもよりますが)記譜されてる音と、実際に鳴る音とに違いがあります。

走るよ、走るよ、フェレット》(フランス民謡)

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これは左手の音が一つのコードボタンを押すと和音(コード)が鳴るので、実奏にあわせて
ルートの音だけ書いて記譜を簡略化しているためです。
実際に鳴る音は赤で示した音です。
(ピエルマリア、バロンブリーニなど一部の楽器ではルート音[根音]が抜かれています。)

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左手の音は一般的に譜表内の音の高さによってベースボタンとコードボタンに分かれます。
ヘ音記号の第3線(下から3本目の線)より下くらいに書かれている音符はベースボタンで
弾き、上に書かれている音符はコードボタンで弾きます。

譜例の伴奏(左手)だと、1,3拍目をベースボタンで弾き、平たく書かれている音符を
コードボタンで弾きます。

コードボタンの選択ですが、音符の上に書かれている「M」「m」「7」に沿って
それぞれ、「M:メジャーコード」「m:マイナーコード」「7:セブンスコード」の
ボタンを弾いていきます。

実際は、譜例のようにコード名(Fa:Fメジャー、Solm:Gマイナー、Do7:Cセブンス)が
書かれている楽譜も多いです。

譜例に使った曲のように、隣り合うC,Gのコード、次にCを境に反対側の
Fのコードにすぐ移れるように徐々に慣れていくのが良いでしょう。

ピアノと違って、この3コードを曲の並行移動させれば何調の曲でも弾けるのが
アコーディオンの良いところ。
ぶっちゃけ簡単な民謡などでしたら、3コードあれば強引にでも伴奏は成立しますので(笑)。

まずはここから。自然と指が移動するまで身体に叩きこんで!くださいね。